佐々木麻こ リトグラフ作品
大阪市堺市生まれの画家、佐々木麻こ (あさこ) のリトグラフ作品です。70年代に製作されたもの。
1962年に京都市立芸術大学洋画家卒業後、スペイン王立サンフェルナンド美術大学でデッサン、パリ国立高等美術学校で版画を学び、その後日本で製作活動を精力的に行なっていました。
こちらの作品は、グレーを背景に黒と赤による大胆な色面構成と、ポップでユーモラスな図柄で1匹の黒猫が描かれています。
黄色い眼をした猫は水平帽を被り、
胸には舵輪のマークが。船の乗組員なのでしょうか。
頭からは1本の黒い筋が伸び、
舵輪マークの下には前脚のようなラインも見られます。
エディションは11/15。
本人による鉛筆のサインも入っています。
白く塗装された木製フレームで額装されており、
裏面には壁掛け用の紐付き。
フレームの角に若干の隙間、細かい傷が見られますが、作品自体に目立つダメージはありません。
ポップで少しだけシュールな、メルヘンチックで可愛らしい画風で知られる佐々木氏にしては、やや珍しい作品かと思います。シンプルなラインはグラフィック的な魅力もあり、モダン・デザインプロダクトとの相性が良さそう。白を基調とした空間の壁面演出にもおすすめです。
佐々木麻こ リトグラフ作品
サイズ 縦805、横653
価格 売約済 ありがとうございました。
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