Raoul Dufy リトグラフポスター
北フランス、ノルマンディーの港街ル・アーヴルで1877年に生まれた画家、Raoul Dufy (ラウル・デュフィ) のリトグラフポスターです。
1969年の4月に、パリのGalerie Paul Pétridès (ギャラリー ポール・ペトリデス) で開催された個展のために製作されたもので、刷りはMourlot工房が担当しています。
ポール・ペトリデスは20世紀半ばのパリで活躍した画商で、モーリス・ユトリロの財産管理などもしてた人物。第二次世界大戦後に、自身の名を関した画廊をパリ8区に開いています。
メインに使用されているのは、1939年の作品“Epsom Downs Racecourse”。イギリスのエプソム競馬場をモチーフとした作品で、デュフィはこの競馬場の光景を描いた作品を多く残しています。
デュフィは、同時代に流行した、写実的な表現とは異なる、原色を多用した強烈な色彩と激しいタッチが特徴のフォーヴィスムに属す画家との評価もありますが、「色彩の魔術師」とも呼ばれており、明るく透明感のある色使いによる独自の画風を確立しています。
こちらの作品も線描や色面により、馬や人物、建物が透明感のある表現で描かれています。
エプソム競馬場はイギリス王室の離宮であるハンプトンコート宮殿の近くに位置しており、貴族お気に入りの競馬場としても知られています。ヨーロッパにおける競馬場は社交の場でもあり、こちらの作品にも優雅な衣装に身を包んだ女性や男性たちが描かれています。
版はCharles Sorlierによるもの。
端にシワ、裏面の角に表面的な剥がれが見られますが、目立つ汚れなどのダメージはありません。
20世紀半ばの華やかなパリの美術シーンの空気感が伝わる、貴重なオリジナルポスター。柔らかく穏やかなトーンは、カジュアルな空間によく合いそう。ナチュラルな木製フレームで額装するのも良いと思います。
Raoul Dufy リトグラフポスター
サイズ 縦720、横540
価格 ¥34,500 (税込み)
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